子ども食堂へ寄付!

食用四葉のクローバー及びその他農産物の販売をしていますGu・RADOの伊藤友加子です。

私が小学生の頃・・・。お小遣いをコツコツと貯めて24時間テレビに寄付していました。多分、その頃に見た映像が印象的で恵まれない人達に寄付しなくては!!と単純に思ったのだと思います。それから、書き損じハガキの寄付やアフリカに鉛筆や色鉛筆を送る活動を友人がしていたので、それに協力していました。

大学生の時に、自分が寄付した団体のお金の使用方法などが気になり始め、今は還元率などを確認してから寄付するようにしています。

なので、自分の中で寄付する事は割りと普通の事になっていましたが、独立直後に忘れられない出来事が・・・。

仕事で出会った年配の男性に私の将来的なビジョン”食用四葉のクローバーの栽培で障がい者の方々の雇用を生み出す”と語ったところ、その方の答え・・・。

”お前みたいな資金も実績も知名度も無い奴に何ができる?そういうことは資金にも余裕があって権力もある社長が言うもんだ!何をばかげた事を言ってるんだ!”と。

帰りの車で一人泣いたのを覚えています。悔し涙のような・・・でも、何も言い返せない独立したばかりの私。今思えば、情けない自分自身に対する涙だったのかな・・・。この日から、自分の事業で実績を積んで堂々と寄付したい!と心に決めた。

という事で、今回はバターナッツかぼちゃを150個程、知多市、及び半田市の子ども食堂、武豊町の社会福祉協議会様を通して生活困窮者の方にお渡し頂きました。

南知多産のバターナッツかぼちゃ。今シーズンは名古屋の有名レストランに採用され2000個弱、卸すことができました。この様に皮がシワシワになった物は販売できないのですが中はまだまだ普通に食べれるので、農家さんにお願いして貰う事が出来ました。

私の販売実績が無くても、農家さんにこういう所に寄付したいと言えば貰えたのかもしれないけど、売る実力も無い問屋がいくら捨てる野菜であっても頂戴、頂戴とは言いたくない!!と心に決めていたので、自分に実績ができ農家さんも快く譲ってくれる、そこまでは絶対地道に頑張ろうとやってきました。

そして、今回やっと形にできてすごく嬉しかった!!

知多市の子ども食堂の方には私のホームグラウンドでもありますので、運営者の方に直接お渡ししてその方の原体験なども聞けて、素晴らしいご縁でした。

私はこれでいい!!

農家さんに寄付していただいたものを私は橋渡しをしただけなので、何も凄くはないけど、こうやって少しずつでも自分が寄付した先の方のお顔を見てお話しして、その方の熱意なんかも聞けて、こうやって少しずつ誰かのお役に立てればそれでいい。

もちろん大企業の社長さんのように大きな事は出来ないけど、私は私のペースでそして動けるときは自分で動いて人に会う!!それが私のやり方なんだ!!そう確信した今回の寄付。今までいろんな寄付をしてきたけど、一番気づかされた寄付だったかな。

こうやってブログに書くと寄付して私って凄いでしょ?って言いたいの?と捉える方もいるかもしれないけど、そうではなくて、ボランティアや寄付をして気づかされ学ばせてもらっているのは、常に私の方なのです。

農家さんもまた、何かあったら寄付しますね!と言ってくれました。素晴らしいご縁に心より感謝です!

 

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