学校が再開し早1カ月半が経ちました。弊社に来てもらっているパートさんの旦那様は中学校の先生で、あの安倍首相の全国一斉休校の会見から、本当に振り回されバタバタとされていたようです。
再開後も普段の仕事に加えて、消毒作業に追われ、発熱した生徒がいると過敏になり、疲れ果てているようです。
この中学校の校長先生・・・色んな意味で凄いです。
三密である職員室でマスクはしないし、学校再開後、様子を見る事もなく、部活もすぐ再開しろ!!と言うし・・・。
困るのは現場の先生達で・・・。部活動再開にあたり、その旦那さんは役所にガイドラインを求めたものの、各学校で判断して下さいとの返事だったようで。役所ももはや学校に丸投げ状態。
先日も発熱した生徒が2日間休み、3日後に登校し、朝、熱が下がっていたから来ましたと言っていたようで、すぐに保護者の方に電話をして、病院に行ったかとか保健所に相談したか・・・とか確認し、”このようなご時世なので万が一コロナだったら大変な事になりますので確認させていただきました”と伝えたら、その保護者の方も”そんなに大事になるなんて思いませんでした”と・・・。
するとその後、教頭先生から呼び出され・・・
”保護者に病院に行けとか言ってないだろうな?学校から何か指示をしてはいけない。学校のせいにされたらどうするんだ?”と。
こんなんだから、いじめがあっても隠すのか・・・と思ったけど。
先日も生徒達がウォータークーラーに口をつけて水を飲んでいたから、旦那さんが職員会議で”生徒達に感染リスクを指導した方がいいのではないか”と提案したら、校長先生が”何も起きてないんだからそんなの大丈夫だろう”と一蹴したらしく・・・。
呆れますね、本当に・・・。
このコロナ禍において、危機意識の個人差を感じている方々は少なくないのではないかと思いますが、危機意識の個人差では済まされない学校において、ましてや校長先生が・・・。
この話を娘達にしたところ、小学3年生の三女が
”何か起きてからじゃ遅いぞ!!”と・・・。小学3年生でもわかる事。
また、感染者数が増えてきて教育現場での感染も出てきています。現場の先生方はこれからも引き続き大変だとは思いますが、私達個人も気を付けていきたいものです。
※写真は小6次女がおばあちゃんの誕生日に作ったケーキ!
平和な日常に早く戻りますように・・・。
]]>娘達、6月からとうとう毎日の登校が始まりました。
これは休校中のお話。
休校中のお昼ご飯作りに困っていたママさんも多いのでは?
我が家で盛り上がったお昼ご飯は、子ども達が冷蔵庫の中に入っている食材を自由に使っていいから、自分のお弁当を好きなように作る!!という事。
それぞれ個性が出ました。
お肉が大スキな中2の長女のお弁当。コストコのプルコギのたれで簡単に炒めてました。
次は小6の次女作。几帳面なところがある次女なので、綺麗に盛り付ける事にこだわっていました。
次は小3の三女のお弁当。想像以上に綺麗にできていました。
3人それぞれ好きな物を作っているので、洗い物とか凄いです。でも、怒らずにぐっと我慢ですよ。ここで注意すると挑戦することが嫌になってしまいます。
材料から全て自分で考えて限られたスペースにおかずを詰める・・・という事は子ども達にとってはなかなか頭を使う事です。
考えて作ることは楽しかったようで、この後も何回か自分でお弁当を作りたい!と申し出てくれて、私の分まで作ってくれるのでありがたかったです。
いろんな事に挑戦した休校間でした。
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休校が始まり1週間から10日程経つと、さすがに子ども達もお出かけしたくなってきます。
それまでは、宿題したりお菓子焼いたり一緒に料理をしたり、庭で遊んだり近所をウォーキングしたりと、思った以上に楽しく過ごせました。
そこで、ある日は取引先の農家さんへスティックブロッコリーの収穫作業に行きました。私が専売するので・・・と栽培してもらっている畑です。天気も良く、気持ちよく作業ができました。
そしてここでも話し合って決めたのは、お給料算定方法!!
今回は時給だと、はさみを使った収穫作業だから仕事量に差が出ちゃうんじゃない?という事で1キロにつきいくらという歩合制にしてみました。
同じ作業をしても三人の性格が出る!!
長女は速いけど、結構適当。次女は慎重派なので量は少なめだけど品質はいい!三女はすぐ飽きる。
これが時給だと、飽きて仕事の進みが遅い三女に他の二人から文句がでるうんだろうけど、歩合制なので平和でした。
よく女性ばかりのパート先で起こる現象だけど、”あの人、手が遅いくせに同じ時給だなんて。”みたいな(笑)
次女は時給より歩合制の方がいいと言ってました。
”自分が頑張ればお給料が上がるから”と。社会の縮図を見た気がしました。
]]>3月の全国一斉休校が突然始まり、愛知県は4月から一旦再開と決まったものの、また急に休校・・・。休校になってからもう1か月半経ちました。
我が家には中2、小6、小3の三姉妹がいます。あの安倍首相の全国一斉休校の会見をみんなで見て、一体どうやって過ごそうか、どんな毎日になっていくのかという不安感で頭の中が一瞬で混乱したのを覚えています。
前半の1ヶ月はまず私の仏花製作の仕事手伝ってもらいました。普段はパートさん1人に来てもらっているけど、パートさんも2人小学校低学年のお子様がいるので休んでもらっていました。
仏花に使用する菊等の葉っぱ取りは子ども達でも簡単にできるのでその作業をお願いしていました。
私は子ども達に月々のお小遣いはあげていません。いつもお給料制にしています。数年前から、このお手伝いは1回いくらとみんなで話し合って決めてきました。
私 「今回はどうやってお給料の額を決める?パートさんには時給で支払ってるけど1時間いくらとすると1時間集中して作業しないといけないよ」
次女 「1時間は辛いからもっと短い単位がいい。」
私 「妹の集中力も考えて何分単位にする?」
娘達 「うーん、10分!」
私は短いっと思ったものの(笑)子ども達が決めたことを尊重するという事にこの話し合いの意義があると思いそれで決めました。
1時間に換算すると大人の時給の約半分位かな。
私がお願いした仕事は、約1時間半で終了しました。
親が一方的に決めて頭ごなしに手伝いなさい!というのは一瞬は簡単だけど、いつか不満が出てきて、ママが言ったからやってるんじゃんというやらされ感一杯の雰囲気になるし、考える癖をつけて欲しいので、時間はかかっても話し合うようにしています。
]]>1月29日に株式会社Gu・RADOになりました
起業してもうすぐ5年が経ちます。人生を掛けて起業したからには、法人化を目標に頑張ってきました。
起業1年目は子育てしながらの仕事で思い通りにいかない時間もあり、週末も休み返上でやみくもに働いていました。
子育てしている事を言い訳にしたくない!!と、片意地張っていた感じがします。
そのうち子ども達が、情緒不安定になってきました。怒りっぽくなったり、喋らなくなったり・・・。
子ども達をこんな状態にしてしまっているのは自分が忙しすぎるからなのか・・・と、今度は仕事をすることがストレスに・・・。
好きで起業したのに、何やってるのかな・・・と自己嫌悪。
でも、目の前の仕事を大きさに関わらず一つ一つこなしていたら、お客様や仕入れ先の農家さんを紹介してもらえるようになり、1年目に必死にやってきた事が形になってきたりして。
なんだか自分のペースがつかめかけてきた3年目。自分のペースでいいんだ。周りの起業家からしたらのんびりかもしれないけど
子ども達とも向き合う時間があってストレスを極力ためないこのペースで進めていこう!と何となくわかってきた。
障がい者施設での修行をメインに活動した4年目、そこで、新事業のアイデアが浮かび、5年目に法人化。
自分が片意地張らなくても、一つ一つ誠実にこなしていけば道は拓け、そのように進んでいくのだと実感した5年目。
支えて下さった皆様、本当にありがとうございます!!今後とも、まだまだ未熟な私ですがご指導ご鞭撻のほど、どうぞ
宜しくお願い致します!
まともな写真もなくこんな写真です。
そして、子ども達には忙しいママだけど、起業したからこそ伝えられる事を伝えていこうとしています。例えば、人材育成のセミナーで聞いたいい話や成功している経営者の方の講演会に行ったら、その内容とかを話して、子ども達の意見を聞いたり・・・。もちろんまだまだ理解できてないと思うけど・・・。仕事で作った花束やブーケを見せたり、余りにも忙しい時は手伝ってもらったり・・・。
”私”というママの形でいいんだなって、最近は素直に思います。
]]>2月15日にこんな素晴らしい機会をいただき事が出来ました。
まだまだ未熟な私なので偉そうな事は言えません。
私の生まれ育った市でこのような機会をいただけたことに感謝の気持ちしかございません。
ご興味ある方は、ぜひ、お申込み下さいませ!
]]>年が明けてもう半月以上が経ってしまいましたが本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年は幸先もよく、13日の毎日新聞様に掲載していただきました。
地道にコツコツと活動してきたことが少し認められたような気がしてとても嬉しかったです。そしてこのような素晴らしい文章にしていただき、ちょっと涙が出そうでした。
毎日新聞の町田記者、本当にありがとうございます。そして、私を町田記者に紹介していただいた知多市役所の方に心より感謝申し上げます。
今年の目標などは諸々ありますが、私の基本は目の前の仕事に誠実に地道に取り組むのみです。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
]]>去る6月12日、私の起業記念日でした。4年目に突入しました!
とにかくまず、支えて下さっている皆様、本当にありがとうございます!
4年目に突入してからというもの、ありがたいことにとても忙しく、やっとブログを書く時間がありました。
Gu・RADOはもともと食用クローバーや観賞用植物の問屋として独立しましたが、その後、知多半島の野菜や果物等の問い合わせも入るようになり、自然と扱う商材が増えていきました。
独立当初から花や野菜の梱包作業等を障がい者施設に依頼していたのですが、その一環として食用クローバーの収穫を契約農家さんの畑に行ってやってもらっていました。そこで働いてもらっていた障がい者の方々がイキイキと仕事に取り組んでくれたので、障がい者の方の力を一つの労働力として農業分野に活用できるのではないかと思い、農福連携事業に取り組み始めました。
ただ、私は福祉の経験が無いので、福祉のビジネスパートナーが独立して就労継続支援B型の施設を始めるという事でそこで昨年の12月から修行に入りながら、Gu・RADOの問屋業も行っています。なので、そこそこ忙しくしていました。
食用クローバーについては、昨年、数か所契約農家さんがあったのですが、全て全滅してしまい、今年の春からやっと再生してきて少しずつ出荷できるようになりました。嬉しい事に東京の問屋さん等から問い合わせは多々あるのですが、数量がまとまらず残念ながらお断りしている状況です。
今年の夏は知多半島ではなく、岐阜の山の方の生産者の方にもお願いして、夏越えを試みてみようと思っています。夜温がおそらく10℃位低いのではないかと推測しています。その為にクローバーを新しい鉢に植え替えたり傷んだ葉の除去作業などを障がい者の方々にお願いして行ってきました。
また、新商品である食用花も出荷が始められるように知多半島の生産者の方々と協力しながら、生産、出荷体制を整えていきたいと考えております。
引き続き、どうぞ宜しくお願い致します!
Gu・RADO 代表 伊藤 友加子
※写真はお取引先様からお祝いでいただいた胡蝶蘭。ありがとうございます!
]]>最近のブログで、マタハラや小さい子どもを持つママはそんなに不利なのか?というような投稿をしましたが、こういった類の話を聞くと、常に思い出す事があります。
私が20代半ばの頃・・・。新卒で就職した会社はその頃、産休や育休が無く別の理由でも転職を考えていて、当時、趣味のサークルか何かで知り合った2歳位上の男の人に、
”今の会社は育休とか産休がないから転職したい。”とか、”女性に優しくない会社だ。”とか、ろくに戦力にもなってない20代前半の超生意気な小娘だった私が愚痴っていたら、その人が
”あのさぁ・・・女性の中でも、結婚したり妊娠したらどうせ辞めるんだからって無責任に仕事に取り組んでる人もいる。会社からしたらそういう女性に保険料払って給料払って、本当にもったいない。結婚や妊娠で円満に辞めて欲しいやる気のない女性社員もいっぱいいるのも現実。日本の大半は中小企業なんだから、自分が頑張って働いて、結婚してママになっても、会社に育休制度を作るから帰って来て働いて欲しいと言わせてみろ!”
この言葉が心にグサッと刺さりました。
その後、1軒目に修行したお花屋さんに転職したのですが、その言葉を胸にひたすらに頑張りました。お蔭で、長女を出産してから10か月で職場復帰。まだ、子どもも小さかった為、フルタイム希望ではなかったのですが、週に2~3日1日数時間でもいいから、自分の来れる時に出勤してもらえばいいよ!という何とも有り難い条件。実家の母親に預けれる日だけ数時間勤務させてもらっていました。
赤ちゃんの頃から復職する事に賛否両論はあると思うけど、私は週に2日位の勤務が新鮮で、家で子育てしている時は子どもと精一杯遊ぼう!とか、メリハリがついて逆に良かったです。
何が女性にとっての幸せなのかは、その人次第だし。
※写真は夏商材。貝の植木鉢!!
]]>独立前に働いていた生産者の所で一緒に働いていた私よりも若いママ。子ども達も私の子ども達よりも小さくてよく体調不良で保育園から電話がかかってきたり、休んだりしていました。
前回のブログでも書いたように、他のパートさんに嫌味を言われたりするので、私が独立してしばらくしてからそこを辞めて近所のコンビニで働き始めました。
その大手コンビニチェーン・・・そういった小さい子どもがいるママも労働力として活用していく為に、短時間シフトや週に少ない勤務日数も認めると少し前にニュースになっていました。
でも、働き始めて数ヶ月、店舗改装に伴い店長が変わったようで・・・。すると、新しい店長が”小さい子どもがいる方とは契約更新しません。”と言って一方的に解雇になったようです。
そんな事、いいんでしょうか???私だったら本部に文句を言ってしまいそうだけど・・・。そのママは辞めて、結局近所の工場のパートに転職しました。その工場は午前勤務の日、15時まで勤務の日と自分で選べるようで、結果的には良かったようです。
それにしても・・・。小さい子どもがいると現実にはこんな扱いをされる事は多々あり・・・。でも、少子化だ、少子化だと叫ばれ・・・。この問題にはいつも矛盾を感じます。
※写真は母の日によく売れた寄せ植え。ブログの内容とは一切関係ありませんが(笑)
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