今月初旬から、また新たな農福連携事業が始まりました!
今回は愛知県常滑市の農家さんからの依頼です。
暫く使用していなかったハウスのビニールを張り替えて使用を再開するようで、その草刈り作業です。約1ヶ月の単発のお仕事です。
手前側も写真の奥のような草ボーボーな状態だったのに、綺麗になりました。
一生懸命、運んでくれました!
若い男性利用者さんがせっせとカマで刈ってくれて、約50分で10メートル程、進みました!!
予定の1ヶ月もかからないかも!
]]>先日、ブログにも書きました草抜きの本番が始まっています。
愛知県美浜町のスティックブロッコリーの畑に同町内の施設の方々に行ってもらっています。練習通り、白いロープを張って草抜きに励んでくれています。
昨シーズン、別の農家さんと草抜きのお給料の出し方を検討したのですが、その時は丁度いい単価を決める事が出来ずにいました。今回は、施設の職員様が施設内の草を抜き、草の重さを量り、大体どれくらいの時間がかかるのかと試算を繰り返していただき、1キロ当たりの単価を出していただきました。素晴らしい試算表でした。農家さんも快諾して下さり、スタートしました!!
時給でいただく事もありますが、なるべく成果報酬で設定する事にしています。どの農作業も慣れるまではゆっくりかもしれないけど、慣れてくると仕事も早くなり、1時間当たりに換算するとどんどん時給が上がっていくね!という利用者さん自身の成功体験にも繋がっていきます。そして、最終的には愛知県の最低賃金まで到達するのが理想です。
職員さんの話だと、まだイベント気分で楽しく取り組んでいましたが、慣れてくると集中力が持続しなかったり飽きてくるので、そこをうまくモチベーションを保ち継続的な仕事にしていく・・・これからが、私達の腕の見せ所です・・・と。
本当に頼もしい職員様です!!
そうやって続けていく中で、ご本人達も土に触る事や外での作業が楽しい!!と思ってくれると私も嬉しいです。
]]>卸業と並行して行っている農福連携の事業の紹介です。秋に愛知県美浜町の農家さんの畑で新しい農福連携事業が始まります。
冬の私の主要取扱商材でありますスティックブロッコリーの畑の草抜きです。この畑はダミーなんですが・・・今回担当して下さる施設様は農作業が初めてなので施設内に畑を作って草抜きの練習をしてくれています。職員さんが草をわざと植えて、利用者さんが抜いては、また職員さんが草を植えるという地道な作業を行ってくれています。
間違えて農作物を抜いてはいけないという事で白いロープを引っ張ってこれより外を抜くんだよと指導をして下さっているようです。視覚化することでミスすることなく順調に雑草だけを抜く事が出来ているようです。素晴らしいアイデア!!
間違えないようにバケツに顔写真を張って、そのバケツに入れていきます。これは、それぞれの適性を見極めるため、そして今回のお給料の支払い方法は時給ではなく重さで換算していく為、目安に量っていきます。
あとは、利用者さん達が楽しんで草抜きに取り組めるように!!誰が一番沢山抜いたよ!!と盛り上がるようです。
楽しくないと続きません。
沢山抜けると、嬉しくてまた前向きに取り組んで下さいます。
雑草との闘いはどの農家さんも頭を悩ませる部分だと思います。
でも、こうやって前向きに取り組んでくれる施設様もあるので、今秋、実績を作ってまた次の農作業へとステップアップしてもらえるように、私も頑張って仕事を作っていかなくては・・・と思うのです!
そして、この草をまた植えてくれる職員さん・・・。感謝しかないです!!
]]>
食用四つ葉のクローバーは一昨年の猛暑により、壊滅的な被害を受けました。ドライクローバーについては在庫も完売し、お問い合わせをいただいても、お断りしなくてはいけない状況が続いていましたが、南知多の生産者様のお陰で復活してきました!!
今回の農福連携事業は、食用四つ葉のクローバーの収穫です!!
今回も就労継続支援B型施設の方々に取り組んでもらいました。私の商材!!という事で私が指導に入りました。
以前、食用花の収穫もしていただいていた利用者さん達でしたので、収穫作業にも慣れてきていて、成長を感じました。
ただ、もちろん全てが四つ葉ではないので見極めて採ってもらいます。
虫食いや変色、傷みなどが無いか気を付けながら収穫していきます。
私が独立した5年前、名古屋の結婚式場で年間契約が決まり、定期的にフレッシュクローバーを出荷していました。その時は就労移行施設でしたが、その施設が
”畑で収穫→施設で洗浄→パック詰め→梱包→出荷” という全ての仕事をできるようになりました。
そして、施設内ばかりにいる利用者さんが外で作業をすることが”楽しい”と言ってくれた事!
もしかしたら、労働力不足の生産者の方々の力になるのかもしれないと思い始めた原点でした。
四つ葉のクローバーは幸せの象徴!でも、イメージだけではなく、そこに、障がい者の方々の仕事が生まれてお給料が支払えて・・・。
本当の意味での幸せの四つ葉のクローバーになりたい!!
]]>カーネーション農家さんも多い愛知県知多半島。母の日が終わり、終了したカーネーションをひたすらに抜くという仕事を始めていただきました。まだ咲いていますが、もう品質が良くないので出荷はできないとのことで、素人目にはもったいない感じですが、全て抜いてしまいます。
今回も就労継続支援B型施設と、初めての試みで生活困窮者に仕事を紹介しようと活動をしている一般社団法人様に声を掛けさせていただきました。生活困窮者の方は偶然こちらの農家さんの近くにお住まいでしたので自転車で通い、5日間午前中頑張ってくれました。
このようにひたすらに抜いたカーネーションを折って置いていきます。
今回の農家さんの奥様は、先日、私を取材して下さった毎日新聞の記者さんなんです!取材時に”私の旦那さんはカーネーション農家をやっているので、今度遊びに来て下さいよ!”と盛り上がり・・・。でも、そのままコロナで自粛になり、解除になってから農園に行くと、とんとん拍子にお仕事を頂けることになりました。
世の中はどこでご縁が繋がるかわからないし、今の私があるのは周りの方のご縁のお陰だと実感しているので、今回もご縁に感謝!としか言いようがない!
]]>先日、私も子ども達とも体験してきましたジャガイモ畑の畝の間の草刈りに就労継続支援B型施設の方々に行っていただきました。愛知県南知多町で無農薬無化学肥料で農業をされている方です。無農薬の為、草が凄いのです。
ジャガイモの葉っぱを切らないように気を付けながら、鎌で草を刈っていきます。この日も暑い日でしたので、1時間半の作業でしたが、大変だったと思います。
途中で、草アレルギーのようで、利用者さん2名と職員1名が蕁麻疹や鼻水等の症状が出てしまったようで・・・。
蕁麻疹は職員の方が・・・。利用者さんはすぐに治ったのですが、職員の方が一番ひどかったようで・・・。
このお仕事は、この1日限りになってしまいました。
そういう問題があるのね・・・。と、また新たに勉強になりました。でも、暑い中、最後まで頑張ってくれました!
]]>母の日もアレンジや花束を900個弱作らせていただきました。
今春の農福連携事業のメイン作業は南知多の農家さんでのスティックブロッコリーの収穫作業の予定でした。しかし、このコロナの影響で飲食店の休業が相次ぎ、卸先も決まっていましたが、キャンセルになりましたので、スティックブロッコリーの栽培は諦めました。
収穫作業に行っていただく予定でした就労継続支援B型施設も内職作業は自動車部品の組み立て等を行っているようで、それもコロナの影響で減少気味で困っていたので、弊社のアレンジフラワーの器に吸水性スポンジをセットするという作業を急遽行ってもらいました。仕事の説明の仕方について、反省点が多々ありました。私は花業界での仕事が20年近くになりますので、わかるだろうという前提で丁寧に説明をしていたつもりでも自分の感覚で説明をしていたんだと思います。納品された物は手直しが必要でした。 自分の常識は他人の常識ではないと再認識した母の日でした。
農福連携の農作業についても同じことが当てはまり、生産者の方々も経験から感覚で判断されることが多く、それをいかに明文化し伝えていくかという事が求められます。その部分の重要性を改めて再確認しました。
]]>
3月の春休み期間に、就労継続支援B型の方々に行っていただいている南知多の農家さんに3日間、お手伝いに行ってきました。娘達もエディブルフラワーの収穫のお手伝いをさせていただきました。私は収穫後のお花のパック詰めをやらせていただきました。
娘達は、初日は初めての作業で緊張したし、私が”これが売り物になるんだから、しっかりお手伝いしてね!”と念を押していたので、精神的にも疲れたようです。 私は別室でパック詰めをしましたが、今後、もしかしたらこの作業も施設の方々にやっていただけるかなぁというお話もいただいていたので、まずは自分でやってみて改善点等を探っていきます。自分だったら1時間で何パックできるのかという事を検証していきます。
でも、この作業は虫がいないか、花びらに傷がないか、大きさは適切かなど判断することが多く、難しい作業だと感じました。
やはり、このように自分が経験することで、実際に施設の方に仕事をお伝えする時に具体的に説明ができます。今回は、農家さんが工賃を提示してくださいましたが、工賃から決める場合は、基本的に健常者が実際にやってみて、健常者の時給を出来高数で割り、歩合で工賃を換算します。そうすることで、出来高数が上がってこれば健常者と同じくらいの時給をもらう事ができます。障がい者の方々の工賃向上にも繋がっていけばと考えています。
さてさて、娘達は3日目のお手伝いの日には、けっこう疲れてきました(笑)腰も痛くなるし、もう無理!!と。
農家さんの仕事って休みもないし、大変なんだよと話しながら帰って来ました。
]]>自分の事業と並行しておこなっている農福連携事業です。
3月から南知多のベビーリーフや食用花の栽培をしていらっしゃる農家さんへ就労継続支援B型施設に行ってもらっています。
食用花のビオラを摘んでいきます。ここでは虫食いや花びらの傷みなどを見ながら手で収穫していきます。
作業時間は午前中の二時間。集中力や体力を考えると、これくらいがベストだろうと施設側のスタッフと相談し決めました。農家さんも障がい者特性に理解が深い方なので、施設側の希望時間帯でいいですよと言って下さいました。
複数人で収穫したビオラをハウス隅の作業台に持って行き、そこでは半身まひの利用者さんがさらにチェックをして、パック詰めしていきます。この利用者さんは普段、内職ばかりでこの農作業に出向くのをすごく楽しみにしてくれていたようです!
農作業もこのように分担すれば、半身まひの方も無理なく作業ができとても有意義な時間になりました。
農作業をした利用者さんの感想・・・
①内職ばかりではなく外に出ると気分転換になる。
②体が疲れるのでよく眠れる。
②については、特に精神の方で睡眠障害をお持ちの方はぐっすり眠れて良かったようです。
施設内で内職ばかり…ではなく、太陽に当たり、体が疲れると、ぐっすり眠れる・・・それが人間の単純な仕組みです。
農業の素晴らしさを再確認した1日でした。
]]>
年が明けてもう半月以上が経ってしまいましたが本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年は幸先もよく、13日の毎日新聞様に掲載していただきました。
地道にコツコツと活動してきたことが少し認められたような気がしてとても嬉しかったです。そしてこのような素晴らしい文章にしていただき、ちょっと涙が出そうでした。
毎日新聞の町田記者、本当にありがとうございます。そして、私を町田記者に紹介していただいた知多市役所の方に心より感謝申し上げます。
今年の目標などは諸々ありますが、私の基本は目の前の仕事に誠実に地道に取り組むのみです。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
]]>