卒園式のお花の物語

鑑賞用及び食用四葉のクローバーやハートツリー、その他植物の販売をしていますGu・RADOの伊藤友加子です。

本日25日は、保育園の卒園式でした。今年度は我が家には卒園児はいませんが、毎年担任の先生に子ども達からプレゼントするお花のご注文をいただきます。
基本は、鉢花の問屋をしていますが、以前花屋さんに勤めていたため、今もご注文いただければ花束やアレンジフラワーやブライダルブーケなど製作します。

保育園は毎年恒例の1本ラッピング。
実は花屋さんが一番嫌がる仕事かも…(^^;;
3月の送別やお彼岸シーズンは花の出番が多い為、相場が上がります。でも、1本ラッピングは1本150円とか200円でやって欲しいと言われます。ですが、1本ずつ同じ長さに切りそろえ、ラッピングしてリボンをかけるのはけっこうな手間がかかります。
利益を出すには人件費を抑えるのみ!1本につき1〜2分位で完成させないといけません。
image
前日に作りましたが、他にも花束のご注文をいくつかいただきバタバタとして、納品先で写真を撮らせてもらったので、ちゃんとした感じで撮影できず… こんな感じになってしまいましたが…

でも、私はこの作業が好きです!
1本ずつラッピングするのは、確かに手間です。だけど、この花を子ども達が1人ずつ先生にあげるシーン……泣けます!
たかだか1本の花ですが、これを我が子が先生にあげる瞬間、親はいろんな事を思い出します。
入園したての頃は、毎朝泣いてたのにこんなに成長して…とか、順番抜かししてたような子がちゃんと順番を待てるようになってたりとか…あのお友達とはよくケンカしてたけど、お互い成長して仲良くできるようになったなぁ…とか…
先生も、1人ひとりハグしてくれたり言葉をかけてくれたり…
卒園式の感動の場面です。

やっぱり、お花がなくちゃ!

そう思うと、あんまり利益が出なくても頑張っちゃうんです!
経営者としてはもっと利益を追求しなくちゃいけないのか…とも思いますが、その数百円を頑張って集金してる役員さんの苦労もわかるし、ついついお安く引き受けてしまいます。でも…大好きなお仕事です(*^^*)

子どもにとっては、生まれて初めてお花を人にプレゼントする瞬間なのかも…

今年度も、素敵なお仕事をありがとうございました(*^^*)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP